わが街・松川

 


概要

立地

長野県下伊那郡に位置する松川町は、中央アルプスと南アルプスという日本の屋根に抱かれた、自然豊かな伊那谷の北の玄関口です。この町を語る上で欠かせないのが、天竜川が長い歳月をかけて刻んだ「河岸段丘」という世界的にも珍しい大規模な階段状の地形です。町内には標高約480mの天竜川河原から、2,240mを超える中央アルプスの高峰まで、1,700m以上の圧倒的な高低差が存在し、この起伏に富んだ地勢が町独特の景観と産業を形作ってきました。

歴史

歴史を遡れば、この地は古くから南北を結ぶ伊那街道(三州街道)の要衝として栄えました。戦国時代には武田信玄が南信州の拠点として大島城を築き、織田軍との激戦の舞台となったことでも知られています。かつては養蚕が地域の経済を支えていましたが、大正時代に一人の先駆者が梨の試作に成功したことをきっかけに、町は「くだものの里」へと大きな舵を切りました。現在では、リンゴ、梨、桃、さくらんぼといった多彩な果樹園が段丘一面を埋め尽くし、四季折々の味覚を楽しめる観光農園の集積地となっています。

産業

現代の松川町は、農業の伝統を守りつつも、高度な精密機械工業が息づく「ものづくりの町」としての顔も併せ持っています。中央自動車道のインターチェンジがある利便性を活かし、製造業が町の経済を力強く支えています。また、生活面では「だんだん好きになる」というキャッチフレーズの通り、充実した子育て支援や、地元産の食材をふんだんに取り入れた有機給食など、暮らしの質を重視したまちづくりが評価され、移住先としても注目を集めています。

南アルプスを一望できる天然温泉や、森林を活かしたアウトドア施設など、豊かな自然と都市的な機能が調和する松川町。そこには、険しい段丘という地形の制約を豊かな実りへと変えてきた人々の知恵と、新しい時代をしなやかに受け入れる開放的な気風が今も息づいています。

松川町ウェブサイト
松川町商工会ウェブサイト

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